貧血の人は顔が青白いはずですが・・・・・・
貧血のある人は血の気がなく顔が青白いと言いますが
私は貧血があるにもかかわらず、顔の血色が良く頬にも赤味があります。
例外もいるってことでしょうか?
貧血は若い女性の場合は多くが鉄欠乏性貧血です。
あなたもそう思われますので、その場合についてお話しします。
貧血はHgb(ヘモグロビン)の値で定義されます。
女性の正常値は11~14g/dlですが、貧血の場合は11g/dl以下になります。
多くの場合は10~11g/dl程度ですがこの場合はあまり顔色が悪くなる人はありませんし無症状です。
10以下になると、血清鉄の値にもよりますが積極的に鉄剤の補給を必要とします。
Hgbの値が8以下になると大方の人は顔色も悪く、貧血特有の息切れなどの症状が出てきます。
8~10の値の人は、人により顔色の悪い人、化粧もしていないのに顔色のいい人もいます。
時たま、Hgbが8以下なのに、検査結果を見てびっくり!と言うくらい顔色で診断できない人もいます。
(もちろん我々は顔色だけでなく、爪色、口腔粘膜、眼瞼結膜の色も見ての話です)
P.S 毛細血管が皮膚の深い位置を走行していれば顔色が悪いというのは間違いです。
Hgbの値が同じであれば顔色は毛細血管の拡張の程度で変わります。
Dr.M
あなた、病院に勤務していたんじゃないんですか?
以前に回答かコメントでそうおっしゃってましたよね。
その証拠に、あなた他の人の医療医学に関する質問には、すごく詳しく回答してますよね。
だったら貧血のことも当然知ってるんじゃないんですか。
顔の白さは、顔の血管が表面近くにあるか、奥まった所にあるかによって変わるものと思います。
私は20歳代のころ、大学病院に入院していたことがありますが
その時、病棟の看護師さんたちの何人もの人が、私の主治医に私の顔が白いから貧血しているに違いないと騒ぎ立てたので検査をしたことがあります。
結果は全く正常でしたので、貧血に違いないと騒いでいた看護師さんたちも「ただの色白だったんだね。」とか「血管が奥の方にあるんだね。」と納得していました。
例外かどうかの問題でなく、毛細血管が皮膚表面を走っていれば、そこを流れる血液に因って顔色が赤味をさして見えると思います。
貧血にもいろいろ有ります。
血圧からくる貧血であれば顔が白くなりますが
血液成分由来の貧血であれば顔色はあんまり変わりません。
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