2012年3月27日火曜日

貧血について… どんな症状があるのでしょうか また一番分かりやすい症状は、でき...

貧血について…

どんな症状があるのでしょうか

また一番分かりやすい症状は、できれば詳しく教えて頂きたいです。よろしくお願いいたします。







貧血は体の各組織に酸素を運んでいる赤血球が減っているということです。



だから、貧血の症状というのは体の酸素が足りなくなって出てきた症状といえます。



まず体が動くためには酸素が必要ですが、貧血では酸素が足りなくなるのですぐにしんどくなって息切れします。人によっては疲れすいとか体がだるいとして自覚されているかもしれません。



次に体の酸素が足りないといういういことは簡単に言うと、血液の中に含まれている酸素が少なくなっているということだと言いましたが、値はいい加減ですが、例えば元気な人の血液1リットルの中に含まれる酸素を100%としたとき、貧血の人の血液1リットルの中にはその50%しかなかったとします。つまり健康な人が必要としている酸素の量の半分しかもらえていないこととします。



この場合、体も何とかしなきゃと思い、対処するのですが、ではどうするかというと心臓にがんばってもらいます。体へ血液を送るポンプの役割をしている心臓ですが、血液の酸素が半分になっているなら、普段の二倍の量の血液を体に送ってやろうとがんばります。この心臓のがんばりが貧血の症状としては「動悸」として自覚されます。



あと他には酸素の薄まっている血液ですが、それでも重要な臓器例えば脳なんかには是が非でも酸素を届けないと死んでしまうので重要臓器には集中的に送ります。



その結果、他のところに血流が少なくなるしわ寄せが行き、それが特に自覚症状としては皮膚と粘膜に見えます。

血液が少なくなっているので赤みが少なくなり、白く見えます。よく顔色悪いと言われているような状態です。



これくらいですかね、わかりやすい自覚症状となると。

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