2012年3月10日土曜日

貧血で注射ってめずらしいの?

貧血で注射ってめずらしいの?

貧血治療のため、造血剤を経口薬ではなく注射にしてもらいました。

そのとき医師から

「今、貧血で飲み薬ではなく注射打ってくれるところって、

ウチくらいだよ。」といわれました。

最近ではほんとうにめずらしいことなのでしょうか?

なにか問題があって注射する病院が少ないのでしょうか?

どんな意味の発言だったのか少し腑に落ちません・・・。



子宮筋腫が原因の貧血のため数年前から、

複数の産婦人科で受診していますが、

胃炎なのでフェロミアは飲みたくないと言って、

注射にしてくれたのは確かに初めてです。



かつて妊娠中の貧血で注射してもらったのは遥か昔ですが・・・。







鉄剤で貧血の治療をするときは、基本的には経口薬で治療します。

注射での治療は特別な場合に限られます。

その特別な場合とは、吐き気などの副作用のため経口薬が飲めない、貧血の原因が胃や腸の吸収が悪い為なので経口薬では治療できない、手術前で急速に治療の必要がある、などの場合でしょうか。

静注だと、鉄分の過剰も起こりやすいようですし、通院が必要で、針を刺すという侵襲的な行為が必要です。どちらでもいいなら患者も自宅で薬を飲む方を選択されることが圧倒的に多いでしょう。

たしかに珍しいといえば珍しいですね。ただし、そんなに恩着せがましい言い方をされるほどのことではないと思います。他の病院でも「胃炎のため薬を飲みにくいので注射にしてほしい」といえばしてくれますよ。

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