貧血があると血液の粘着度は低下しますか?そうすると冠動脈狭窄があっても狭心症はおこりににくいですか?
ヘモグロビン値が減れば、ヘマトクリット値が減ります。
すると、血液に含まれている固形物質量が減りますので、当然ながら血液の粘性は減るでしょうね。
例えば、透析患者を見ていると、ヘモグロビン値が減少傾向の血液は、とても鮮やかな赤色でサラサラとダイアライザー・回路内を通っています。
したがって、貧血と血液の粘性は関係があります。
貧血の無い人であれば、粘性が関係するのは、血球成分とアルブミンなどの血液に含まれる溶質ですから、水分不足になると粘度は増加しますね。
狭心症についてですが、貧血だから起こりにくいというのはありません。
逆に、血液が薄いために、心臓への酸素供給量が減少する事で、虚血性の発作を引き起こす事があるのです。
確かに、血液がサラサラだと心筋梗塞などのリスクが、わずかばかり低くなる事はありますが、貧血だからといって狭心症になりにくいというのは、少し違ってくるのです。
参考になれば幸いです。
二つの質問ですね?ひとつづついきます。
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貧血があることと、血液の粘着度はあまり関連しません。
血小板や凝固因子というものが、血液のねばねばに関連してきます。ただし、その数や量は関係ありません。
つまり、血小板が少なくても、血小板が凝集する力が強ければ、ねばねばになります。
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狭心症の発作は血液のさらさらと関連しません。
狭心症の発作については、貧血があるとひどくなります。狭心症の発作は、心臓の筋肉に酸素が供給されないことによって生じます。つまり、酸素を運搬する血液がすくない(貧血)である場合、酸素が供給されにくいことになります。
ちょっと難しい内容でしたが、こんな怪盗でよいですか?
貧血と冠動脈狭窄は何のかんれいもありません。狭心症に付いては様々な問題提起がs叫ばれております。
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